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Barbless Hook

Barblessが良いかBarbedが良いか、なんてなのは好みの問題だからさて置いて。
C&R区間はBarbless指定のところが多く、H.R.の天川も例に漏れず。
元々C&R派の我が身にしてみれば、全てのFlyをBarblessにした方が都合が良い。
メーカーの作ってくれるHookには多くのHook Designがあり魅力的なものが一杯、しかし残念なことにその中に占めるBarblessの比率が少なく止むを得ず加工する事に。
一番簡単なのは、バイスのジョーやペンチでBarbをつぶす。
Barbless Hook_d0119443_13341319.jpg
画像では分かり辛いがBarbが倒れ込んだ根元の分部にウッスラと隙間があり、稀にこの部分に魚の肉が挟まって剥ぎ取ってしまったこともある。
と言っても小さなHookや凄く細いワイヤーの物はこの方法しかできないので現在でも使っているが、可能である限りBarbを削り取ることにしています。




Hookをバイスのジョーに留め
Barbless Hook_d0119443_13441868.jpg
小型のルーターでBarbを削り落とす
Barbless Hook_d0119443_13452334.jpg
ルーターで削るのはBarbのみに、対象が小さいので無理をするとPointを痛めてしまうことがある。
Barbless Hook_d0119443_13485220.jpg
急ぐときはこの状態でTyingして使いますが、基本的にはこれをダイアモンドヤスリで仕上げます。
Barbless Hook_d0119443_13521466.jpg
ここまで仕上げると刺さりも良くなり、ゲイプの底でホールドするのでバラシも少なくなります。
防錆皮膜を削り落としてしまうので錆び易くなる事と、ブラック仕上げの場合は黒染めしなくてはならず見栄えは良くありません。
できれば全てのHookにBarbless仕様を設けて頂きたいものです。
by UncleTaku | 2008-01-19 14:16 | Fly Tying