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ソフトハックルフライのアレンジ

私はソフトハックルフライを水面にライズがない時によく使用しますが、流し方で魚に対するアピールが変わります。
例えば、ナチュラルドリフト(ドライフライのナチュラルドリフトとは少し異なります)させるとカゲロウのイマージャー、流を横切るようにスイングさせるとトビケラのイマージャーのように。
流し方だけではなく、ボディーをアレンジすることで魚の反応が変わります。
まずは、スタンダードなソフトハックルフライ。(と言ってもソラックスにダビングファーを巻きつけてハックルを開きやすくアレンジしてありますが)
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このパターンで反応が無い流も、フラットやオーバルティンセルをリブに巻いたフライに換えると反応が現れたりします。
ソフトハックルフライのアレンジ_d0119443_18525390.jpg
おそらく、リブのキラメキが魚にアピールするのでしょう。
しかしこのパターンは世間で言われる「ヒカリモノ」。
魚を良く魅了するが同じ魚に何度も見せると飽きられるのか、反応しなくなることが多い。
同じリブを巻いたものでもボディーをダビングファーで巻き上げると魚の反応は変わり、飽きられにくくなる。
ソフトハックルフライのアレンジ_d0119443_195125.jpg
水に濡れた姿を見ると、妙に艶めかしく見えるのが原因なのか。
ただし速い流れでは見えにくいのか、前の二つより反応が悪い。
結局どれがBestと言うことが無く、三つともフライボックスの中に入れることになります。
by UncleTaku | 2007-05-30 19:23 | Fly Tying