06/30天川本流にて・・・
2013年 07月 01日
決してスレ掛かりではありません
フライのボディーを側面から銜えて反転した為、ここにフックセットされてしまったのでしょう
フライを上下反転させるとピッタリとボディーが口に収まります
銜えられたフライは
ナーバスになったトラウトは用心深く、啄ばむように口先で獲物を銜えるようです
頬にでは無く口の先端にフックセットしてしまい、目の前でもしくはランディング寸前にバラしてしまう経験は誰しもされている事でしょう
言うところの「食いが浅い」ですね
ローウォーター・フライ、渇水用フライとでも言えば良いのでしょうか
渇水でナーバスになったトラウトを如何にフッキングするかと考え抜かれて、生まれて来たフライなんでしょうね
以前は、このロングシャンクのフック前寄りにドレッシングするフライがローウォーターと呼ばれるのか不思議でした
大きなフックに小さくドレスするのと同じフックのフルサイズにドレスするのとではフライの比重が異なり、小さくドレスした方は沈み易くなる
水位が低いのに、何故?
恐らく考案者は、トラウトがフライのボディ目掛けて襲い掛かると考えてデザインしたのでしょう
このフッキング状態を何度も経験すると、そう考えた事を想像できますし
その考えは間違えて無かったと思うほかありません