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先ずは下準備・・・

今回はドライフライ
と言っても、フローティング・ミッジピューパを
オーソドックスにピーコックアイのクイルボディーで

ピーコックアイのハールを剥すのは以外に手間が掛かります、爪で剥したり消しゴムで擦ったり、蝋を使うと言う方法もありますね
蝋を使うとクイルに蝋が滲み込んで丈夫になり撥水効果も生まれるのですが、今回はボディー補強のコーティングするので好ましくありません
消しゴムを使うと艶が無くなる様な気がするので、私は爪で剥ぎ取ります
タイイング中にやるとリズムが乱れてイライラするので事前に下準備
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巻く本数より多めに準備しておくのが無難です

ハールを丁寧に剥したつもりでもまだ少し残っています
綺麗に取り除こうと力を入れて真剣にやればやるほどクイルが裂けたり短く切れたり、手間の割りに使えない物が多く出ますので私はこの程度です
「ボディーが汚くならないか?」って
まぁまぁ、この先へ話を進めましょう

インジケータ兼浮力体のCDCをアイ側から取り付け、余分を斜めにカットして綺麗なテーパーになるようスレッドで巻き込みながらベンド側へ巻き進みます
ボディー後端になる位置にクイルを取り付けるのですが、この時フック・シャンクの手前からハールの着いていた方をベンド側に向けて巻き止めます
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クイルの見えている側に薄く接着剤(マルチグルー等)を塗り、その面が内側を向くように折り返してクイルでボディーを巻き始めます
クイルが重ならない様にそしてハールの残骸があればそれを押さえる様に、密にアイ側へ巻進め、CDCの直ぐ手前で固定します
接着剤を塗る事でクイルが多少潤い、解けてこないばかりか切れ難くなります
但し巻き直しは厳禁です
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どうです、リアルなクイルボディーになったでしょ
ここで暫し、接着剤の乾燥を待ちます

今回はここまで、続きはまた後日


今日明日と天気が荒れそうなので、そちらが気になります
明日のキャスティング・レッスン、どうしよう・・・
by UncleTaku | 2011-01-15 14:39 | Fly Tying