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私家的フリーノット・・・

フリーノットと言われるフライの首振りが自由になる結び方
先ずティペットに結びの輪を作り(A)、フライのアイを通したティペットで最初に作った輪を潜らせる(B)
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最初に作った結びの輪を確りと締めこんで、輪を潜らせたティペットを一結び(C)
ティペットの両端を引いて確り締めこむと、二つの結びの間に出来た弛みの分だけアイを締めたティペットにゆとりが出て(D)フライの首振りが自由になるというもの
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結びの為に4~5cmのティペットを消費するのであれば然程難しくないが、ティペット長が直ぐに短くなってしまい頻繁にティペットを繋ぎ替える必要性が出てくる
そこで、輪を潜らせたティペットでティペットの基部にハーフヒッチを1度行って(E)締め付けてみました(F)
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アイに出来るゆとりの輪が小型に出来るので見た目のノットが小さくなるのですが、30cmを越える魚とファイトをしていると時によって結びが抜けてしまう失態が発生
そこでハーフヒッチをもう1度追加(G)、言う処の「徳利結び」にして締めこんでみました(H)
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ハーフヒッチを2度する事でファイト中に結びが抜け無くなり、今年の48cmニジマスをランディングした時もこの結びで全く問題はありませんでした
フライ交換に因るティペットの消耗を軽減出来る上に結び目を一つ作るより凍えた指先でも割と簡単で、老眼の目でも充分に対応できます
結びのコブが少し大き目になるので好き嫌いは有ると思いますし、これがベストとは言えませんが私家的フリーノットとして紹介いたします

どの結び方でも言える事ですが、結び目は確り強く締め付けて下さい
強く締め付けて切れる様な結び目は釣の最中に切れてしまう事は明白です、中途半端な締め方の結びは失敗を招きます
by UncleTaku | 2010-12-30 16:22 | Fly Fishing