ブービートラップ・・・
2010年 12月 02日
このロッド、無理をしている間は非常に重く腕の各部が疲れます
しかしその無理が無くなって来ると、まるっきり違うロッドを振っているかの様に軽く感じるのです
本来ロッドそれぞれに個性があり、その個性に合わせたキャスティングと言う物が要求されますが
そう言う意味では無く、基本になる部分をキッチリ押さえられる様になると軽く感じるようになるのです
しかし今回の練習、振れば振るほどロッドの重さが圧し掛かって来ます、シュートたるやループに程遠い様に思えるラインが飛んでいきます
一歩引いて自分のキャスティングフォームを観察すると・・・微妙に脇が開き過ぎています
ショートストロークのストップ位置とドリフトに気を取られ、手の位置が普段より高くなり脇があまくなっていました
まるでブービートラップです
ショートストロークでキャスティングする事なんて、それほど難しい事だとは思っていませんでした
ラインが10m位なら気を使わなくても、それなりのループは出来ます
しかしラインを伸ばせば伸ばす程ストロークの短さが気になり、ラインスピードを上げようと腕の力を大きくするとストップ位置がズレドリフトが少なくなり・・・
そんな事ばっかりに気が行き、いつの間にか脇があまくなってしまった様です(情けない)
脇の開き過ぎを押さえながらショートストロークを心掛け、形になってきたので100本フォルス
脇を閉めてキャストをしていると随分ロッドが軽く感じるようになって来ます、まだリストに力みがあるのかここだけは軽くなりません
100本を終え、ラインを整えてシューティング
何とかソコソコのループを描く様になってきました、もう少し練習すれば物に出来そうです
脇も閉めれば良いと言うわけでは無くキャストに合わせて適度に保たなければ成らないのですが、他に気を取られると意外にコントロールできてない物です、当然他の動きも同様だと言えます
フォームを自分の物にするまでは、多分これの繰り返しになるのでしょうね
何かを習得しようとする度、初心に戻れます
練習も、また楽し(笑)