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風止まず・・・

昨日のキャスティング練習ですが
風止まず・・・_d0119443_13331755.jpg
午後3時を過ぎても風は止みそうにありません
渓流に風は付き物ですが練習にはあまり好ましくは無いでしょう、調子を崩さないように1時間くらいの練習で切り上げようと公園へ
画像でも、少し木の天辺辺りが右方向になびいているのが見て取れるでしょう
公園の周囲は防風林とまでは行きませんが立ち木が植わっていて多少風を和らげてくれますが、強く吹く時はラインが流されます
ロングキャストの練習には不向きですがループ幅と横風の関係を試す良いチャンスだと思い、色んなループをわざと横風を受けながら投げ分けてみました

一般にナローループは風に強いと言われます、進行方向の風に対しては前面投影面積が小さい分風の影響が軽減されるとは思いますが、果して横風にも強いと言えるのか?を試します
今までに釣をしている時に試した経験はありません、釣の最中は当然の事ながら釣に集中してますから(笑)
ワイドループにナローループ、それぞれに速いストロークやゆっくりとしたストローク、リストとホールを強く使ってラインスピードを上げる等を織り交ぜて

ワイドループはどの様にしても同条件のナローループに比べると横風に弱い感じです、ループ幅が狭いほどループを形作る運動エネルギー中の直進エネルギーの比率が大きいのかも知れません
かと言って、ナローループの全てが横風に強いかと言うとそうでもありません
一番影響が少ないと感じたのは、ユッタリとしたストロークでアッパー&ローワーラインに乱れの少ないナローループ
リストやホールで力強く加速を加えるとロッドティップの反発が大きく、ループ近くにウェイブが生じ、このウェイブが面積として働き風に流され易くなるのだと思います
かと言って綺麗なナローループでも、パワーが乗っていないと流されてしまいます
要するにウェイブが発生する直前の加速を加えて作り出したナローループが、一番影響を受け難かったと言う事です
しかしラインをシュートすると、ループはかなりの精度で直進するのですが、ループ以後のロッドティップまでのラインは風の影響を受け、結果地面に弓形の弧を描いて横たわりました

#8ラインでこれですから止水の釣なら兎に角も川の場合は強い風の下でロングキャストはやはり考え物ですね、ラインが低番手と言うだけでは無くシュート後のラインコントロールは全く出来ませんから(笑)
by UncleTaku | 2010-11-11 14:53 | Fly Casting