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キャスティング練習に必須・・・

練習は誰しも上手くなる為に行うものだと思います、当然フライキャスティングにおいても
その為には「基本に忠実」と言うのが、全ての練習においての共通点でしょう
自身もスポーツや楽器演奏等、過去に経験した練習は全て「基本に忠実」を強いられ、それが正しいと思ってきました

フライキャスティングも同様に「基本に忠実に」練習してきましたが、テキストとして使った本の中には「たまにワザと下手くそにキャストしてみて下さい」と書かれている物もあります
基本に忠実と言うより本に忠実な人間ですから(笑)、「ワザと下手くそに」をやってみました
基本通りの練習をしてソコソコのキャストが出来るようになると、中々ワザと下手くそにキャストできません
当初は、「正しいフォームが身に着くと間単に崩れない」事を体験しろと言う事だなと思っていました
しかし基本通りにしているつもりでも、パワーが乗らなかったりウィンドノットが出来てみたりと小さなエラーは無くなりません

7年ほど前からキャスティングレスンと銘打ってキャスティング・スクールで知り合ったメンバーと練習会を始め、他人のキャストをじっくり観察し問題点の指摘をし合っているうちに気付いたのです
下手くそにキャストする意味、それは正しいフォームになっている事を自覚するのでは無く、実際にエラーキャストをすると言う事
ワザとエラーキャストをする(結構、難しい)には、何処をどの様にするとエラーが発生するかを認識し、エラーの原因を実行しないとできません
即ち良否双方を確実に投げ分けが出来れば、自身のキャスティング・フォームの僅かなエラーをも発見でき修正できると言う訳です

別にキャスティングが上手くなるまで待つ必要はありません、7~8m位のラインをフォルスキャストできるようになったら、たまにエラーキャストをしてみてください
オープンループでもテーリングループでも気になる物、あるいは全てを試してみてください
自分のキャスティング・フォームの欠点に気付くと思います
気付けば、そこを修正しながら練習を重ねるだけでかなり良くなります
一度試してください

何事においても上達の秘訣は、現状の自分自身に妥協しない事でしょう(ジョギングでも、そう感じました:笑)
by UncleTaku | 2010-11-08 15:43 | Fly Casting