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11/15 Casting Lesson

4m/sくらいの風が止む間無く吹き続ける中、キャスティング・レッスンです。
気温も15度程度の曇り空、参加の皆さんお疲れ様でした。
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初心者から10年選手と経験も力量も異なるメンバーですが、オフのトレーニングと言う事でショートレンジからミドルレンジの基礎的なキャスティングに前半1時間、後半の1時間はそれぞれ自分の目標に沿ったキャスティングと言うスケジュールで実施。
時間配分は状況に応じて変更するとしても、今回の方法はなかなか良いのではないかと感じました。
それぞれ自分で掲げているいる課題は異なるのですが、多くの人が抱えている問題点に共通点が見られました。
それはリストの開閉とタイミング、特にバックキャストでリストを開きすぎる傾向が強いのです。
リストの開閉に関しては以前にこのブログでも述べましたが、リストを最大に開いたとしても掌の中心と腕の中心が直線になる、手首に何の傾きもない状態まで。
ところがバックキャストでストップさせたリストが、それよりも親指側もしくはやや手の甲よりに傾いてしまうのです。
熟練者がストップ後ドリフトを加えた為ロッドがやや倒れ込むと言うのを見掛けると思いますが、それとは違うのです、しかもシッカリと止まり切れていないのです。

一度試してみて下さい。
ペンや短い棒をロッドのように握ってリストを固定し、ペンや棒の先端を反対の手で握った手の親指側に押してみてください。
リストを閉じた状態から掌と腕の中心線が直線になるくらいまでは、かなりシッカリと固定されて感じませんか?
それを過ぎて親指側へリストが傾き始めると、固定されているはずのリストに弾力を感じるようになると思うのですが、如何です?

バックキャスト時ラインを投げようと思うあまりにリストを開き過ぎ、確実なストップが出来ずオープンループが後方に、綺麗なループと違い落下が早いでラインが伸びるのを待てず(待たず)に次に移っていく。
そのためフォワードキャストでロッドの曲がりが不足し、今度はフォワードでもロッドを振りすぎてしまうと言う悪循環に陥ってしまっているのです。
動きのタイミングもそうですがリスト開閉のコントロールも言葉や理屈で分かっていても、意識して練習しフォームが定着するまで気を抜くと直ぐに崩れてしまうものなので、少し時間を掛けて練習する事が必要です。

次回は12/20を予定しています。

PS:
明日(11/17)は仕入先の新製品説明会に出席するため、営業時間を午後3時開始とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。
by UncleTaku | 2009-11-16 14:41 | Fly Casting