!・・・な~るほど
2009年 10月 31日
ミドルレンジを超えるキャストになると上手くいかなくなる方は、ストローク中のロッドティップの軌跡が凸型になる事が多いと前回書きましたが。
来月のキャスティングレッスンで、何故いけないのかをビジュアルで再確認してもらおうと今年も作図に汗をかきました。
さて図にしようと思うと、どう言う比較で見せるのが分り易いのか・・・四苦八苦
あまり大袈裟な表現をすると嘘くさく見えるし・・・
で、出来上がったのが
今までロッドティップが凸型の軌跡を描くキャスティングで射出される楕円のワイドループは、パワーが弱いから落下が早いのだと思っていたが・・・射出角度もやや下向き?
そうか!ロッドの曲がりが少ないとは言え曲がり(ローディング)は加えられているので必ず復元(アンローディング)するわけで、凸型の弧を描くと言う事は直線を描くものより上方向からその力が働く。
このタイミングでラインが射出されるのだから、スタートもストップも同じであったとしても弧を描いた方は下向きに射出される、ループが楕円だから気付かなかったのか?
以前から『ループの直進パワー差だけにしては、落下するタイミングが意外にはやいあな~』と思っていたが、案外この図も正しいかも?・・・(笑)