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パラシュートポストの形状

前回のパラシュートハックルのテクニックを用いて巻いたクイルボディーパラシュート
パラシュートポストの形状_d0119443_157336.jpg
パラシュートポスト(ウィング)の寸法を出した後切りっ放しにせず蝋燭の炎型にシーザスで整形してあります。
ポストのファイバーを外周側は短くそこから中心部へ行くほど長くし、カゲロウのウィング風にカット
パラシュートポストの形状_d0119443_15143550.jpg
前後左右何処から見てもこんな感じ
元々は切りっ放しにしていたのですが、最近は手間を掛けてもこちらの方が気に入っています。
切りっ放しの方がポストのファイバーが広がった面積が大きくなるので使い始めは遠くからでも見易いのですが、使っている間にどうしても水分を吸収したファイバーが軟らかくなり、花が咲いたように広がったり傾いたり型崩れしてきます。
外周のファイバーを短くし中心へ行くほど長くした事で、外側のファイバーに張りが出て内側のファイバーを支えてくれるようになり、使用中型崩れを防いでポストの高さも維持してくれるようになりました。
面積的に小さくなっても先端を高く保持し使用中の変形が少ない事で、視認性はむしろ良くなっているように思います。
これが今のところ「お気に入り」のパラシュートポストと言う事で今回紹介させていただきました(笑)
by UncleTaku | 2009-08-07 16:18 | Fly Tying