職業柄「Fly fishingを始めようと思うのですが」と言う相談を受ける事があります。
もしアナタがそう考えているのでしたら
先ず、「Fly fishingが特別に難しい釣だと言う事はありません。」と言う事をお伝えします。
かと言ってタックルを一通り揃えたので、「早速釣り場へ出掛けて、釣を始めましょう」と言うようにはいかないのです。
殆どの釣は初めてでも釣れる釣れないは別にして、とりあえず魚のいるかも知れない場所(水中や水面)に鉤を届ける事が出来るかもしれません。
しかしFly fishingは、フライキャスティングと言う技術を身に着けないと、鉤(Fly)をそこに届ける事が出来ません。
少なくとも、竿先から出た6~8mくらいの長さのフライラインを真っ直ぐに目的方向に届ける(投げる)事が出来無ければならないのです。
こう言う風に表現すると、フライキャスティングと言うのは難しい技術なのかなと思われるかもしれません。
そうですね~、初めて自転車に乗った時の事を思い出してください、あの細い二つの車輪でこけないように自転車を漕ぐのは神業のように思えたかも知れません。
しかし練習を繰り返しコツを掴むといとも簡単に乗る事が出来たでしょ、それどころか練習を積めば両手放しですらできるようにもなったと思います。
同じようにフライキャスティングもコツを掴めば難しい事ではありません、そしてそれは一生忘れる事はありません(オーバーかな?)
自転車も乗れるようになったからといって「じゃー、今からサイクリング」とか「レース参加」と言うわけにはいきませんよね、少しずつ経験と練習を積んでそれらに参加できる技術を身に着けないと。
Fly fishingも同じです、少しキャスティングが出来るようになってそこからFly fishingが始まり、他の釣と同じように経験し練習し魚が釣れるようになっていくのです。
Fly fishingにはそれを構成するfishing、(Fly)casting、(Fly)tyingという3つの要素があり、全て練習から始まるのですがそれぞれ単独でも楽しめ、歴史があり、まだまだ発展していく事ばかりでそれに挑戦していく事が魅力なのかも知れません。
もしこれらの事が納得でき、それでも興味があるとしたら、アナタはFly fishingを始めるべきかも知れませんね。
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by UncleTaku | 2009-06-29 16:09 | Fly Fishing | Comments(0)

増水&濁り

昨日(06/24)の天川は久しぶりに増水(雑炊とは違いまっせ)+濁り
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お分かりでしょうか?川の中の草、水草ではありません。
川幅が先週のほぼ2倍(場所にも因りますが)その上濁り…濁りの原因はダムの緊急放水だと思います、放水を終えた夕方には水位は少し下がりましたがそれ以上に濁りの落ちが目立ちました。
魚の様子が少し変でした、原因は分かりませんが本来この程度の増水なら非難などせずテレストリアルを含む餌生物の流下量が多くなるので、流れ込みや開きと言ったそれらの集まり易い場所に多くの魚が陣取るのですが今回は居ません。
数箇所の大きな淵で流心や押しの強い流れ、反転流などに守られた暖流帯、そんな中に25~40cm弱が10~15尾も群れていて、それ以外場所には魚が居ない、いや見えない。
魚が見えても見えなくとも反応は鈍く、数が少ないのにフッキング直後に外れる現象多発。
やっとフッキングからランディングに持ち込めたのは
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ニジマス君(さんかな?)
しかしドロッパーに結んだアルダーグレーを「ガツン」では無く「モソッ」と言う感じで、しかも何尾も居る中で1尾だけ他は何の反応もしない。
何の集まり?会議でもしてたのでしょうかね~?
夕方近く淵の流心で「ガツン」とリードに結んだグレーハックルピーコックを銜えてくれたのは…16cmのアマゴちゃん
日が落ちるまで頑張りましたがハッチもライズもアタリも何も無く、消化不良のまま納竿。
運が悪いのか今年の天川釣行、虫が少ない、ライズの嵐に出くわさない…何故?
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by UncleTaku | 2009-06-25 18:32 | Fly Fishing | Comments(0)

Peacock Herl

先日の釣行でスタートはウェットフライでいつもの様に、水生昆虫を意識したようなパターンを結んで釣り下がりました。
それでもドロッパーはテレストリアルの可能性を考えて、黒っぽい物にしたのですが少ないながら当たりは出るのですが鉤にのって(銜えて)くれるにまでは至りません。
ドライフライで釣り上がったときはフライが着水して直ぐに魚が出るケースが多く、水生昆虫を捕食していないのかと思うような反応。
水面より水中が良いと判断してウェットで速い流れの部分だけ攻める事に決め、タックルを変更する際にテレストリアルを意識して
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AlderGrey
をドロッパーに結びました。
で、例のニジマスが銜えたのはドロッパーに結んだAlderGrey。
その後で25cmのウグイが銜えたのも、同じドロッパー・・・ボディーのピーコックハールが効いたのか?それとも流れ方?・・・
川で目にする水生昆虫が例年に比べて非常に少ない事や時期的に昼間は水生昆虫が川面付近に現れない事を考えると、魚の興味はテレストリアルに移っているのかも知れません。
と言う事でリードフライ用に
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GreyHacklePeacock
をタイイング、見ようによればカディスピューパに見えなくも無いですね(フ~ム)。
条件次第ですが、次回にでもこれらをドロッパー&リードに結んで試してみましょう。
結果が良ければ魚の狙いはテレストリアルと結論付けても良いのかも知れません・・・それともピーコックハールの魅力だったりして(笑)
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by UncleTaku | 2009-06-20 16:37 | Fly Tying | Comments(0)

06/17一寸早目の天川出動

04:10am出発、05:40am天川到着
コンビニで食料調達、道の駅でのトイレ休憩込みでこの時間。
渋滞停滞全く無く(遅い車は居ましたが)無茶苦茶スムーズ、早ではecoかも(微笑)
久しぶりに撮影できました
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ヨシノコカゲロウ
手網の柄にとまっていたこの1匹と自販機に3匹、他の種はなし・・・やっぱり少ない。
前日に25mm/時間の雷雨があったが短時間だったために水位は回復せず、水が無くなってないだけマシか(笑)
午前6時の水温15.5℃午後3時に19.5℃、水が少ないのに1日晴れたため水温の上がり方が大きい。
朝なら活性が高いかと思ったのにハズレ、魚影は結構目にするが積極的に餌を摂る魚を目にしない、稀に水面に口先を出す魚を見るが餌生物は見えない。
目の前に数匹の羽虫がウロツキ、鬱陶しいので襟にハッカ油を付けて追い払う。
ゴマ粒大より一回り小さい虫、ひょっとしてとは思うがライズと言うほど頻度が高くないので無視(笑)
ウェットでもドライでも反応があるのは流速がある流れの中、しかしその流れも短く且つ普段以上に複雑、魚の出方も慌しく当然として食い損ねたり掛が浅かったり。
ランディング出来たのは
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29cm鰭ピンのニジマス
浅瀬のヤナギの木立に流れ込む流れ、流速があって僅か段差がある部分、まさかと言うほどの浅場(深さ20cm程)
リリースすると上流向いて一休み、面白いのでチョイ撮影。
水から出して撮影すると目立たない薄いピンクの帯も良い色をしています(この画像ではボヤケている)
こうして見ると彼等(彼女等)の派手な体色も保護色だという事がよく分かりますね~、深場に居ると見付け易いのに浅場ではこの通り。
よく何も居ないと思って一歩踏み出すと足元から魚が走ったと言う経験をしますが、これが原因なんです。
特に上流部は気を付けないといけませんね・・・
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by UncleTaku | 2009-06-18 17:21 | Fly Fishing | Comments(0)

ナチュラルドリフト

は、渓流F.F.で最重要テクニックだとつくづく思います。
ウェットフライ・フィッシングでもドラッグを利用して演出する横の大きなターンよりも、メンディングを多用して小さな縦のターンを演出する方が反応、釣果共に良い事が多いのです。(因みにウェットの場合、同一の流れの筋でメンディングや僅かなテンションを掛けて演出する小さな縦のターンはナチュラルドリフトの範囲、とドライフライと少し事情が異なります。)
ましてや水面を流すドライフライにとって、ドラッグは禁物です。
「フライを見に来てUターンされました・・・フライを見切ったのでしょうね、魚って賢いですよね~」と言われるのを良く耳にしますが、これって殆どがドラッグが掛かったせいで引き返したケースだと思います。
魚が餌だと思い食付くべく接近したらドラッグが掛かって左右どちらかにその物体が移動、彼らの餌生物は流れのままに流下するのが通常ですから違和感を感じて諦める・・・放流間無しの成魚で無い限り、当然と言える行動です。
川面には流れの筋が幾つもあり且つ複雑に絡み合って全体の流れを形作っています、それは真っ直ぐにキャストして水面に置いたフライラインが暫くするとウネウネと変形する事で分かると思います。
ラインがそれらの流れに捕らわれても少しでも長くナチュラルドリフトをさせようと、リーチキャスト、カーブキャスト、スラックキャストはてにはロングリーダー&ティペットはたまた逆U字と色んなメソドやテクニックが編み出された事は言うまでもありません。
これらの方法は良く知っているが上手くできないと言う方に出会う事がよくあります、見ているとキャスティングに難があるようです。
殆どのケースがべりーの下がったラインをシュートするために、ラインから先に着水しフライが着水する頃には下流側へラインが引っ張られている、またはリーチ、カーブ、スラックなどの操作をするとフライが大きく動き狙いを外すなどです。
原因はラインを加速するロッドティップの奇跡が直線になっていない(円弧を描いたり、振り過ぎたり)ため、ループが大きい(ループが出来てない)或は先端のループ部以外の部分に下向きの力が働いたりしているのです。
キャスティングを修正してフライから着水(ロングキャストでは無理かもしれませんが)するようになれば、今より少し長くナチュラルドリフトできるようになると思います。
と言っても1mも2mもと言うのは至難の業です、30cm~50cmナチュラルドリフト(以外にできていないものです)できればかなりの魚がフライを口にしてくれると思います。
そうそう、もう一つ。
メンディングはライン、リーダー、ティペットに充分ゆとり(スラック)がある間にしましょう、ラインが流れに引っ張られるような状態でメンディングしたとしても全体のゆとりが無くなり直ぐフライにドラッグが掛かります。

ナチュラルドリフトは渓流における究極の技、いつまで経っても極める事はできません。
今日より明日を目指して頑張りましょう・・・私も頑張ります(苦笑)
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by UncleTaku | 2009-06-15 17:01 | Fly Fishing | Comments(0)

先日のWet Fly

6月、暦では「水無月(みなつき)」です
6月って梅雨シーズンで雨が多く、湿度の高い時期なんですがね~
まぁ、今年は今のところ「水無月」ですけど(笑)

先日の水の少ない川でも時折の魚信を拾ってくれたりニジマスを引き出してくれて、一日飽きずに遊ばせてくれたフライは
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黒っぽいフライで紹介した物のオレンジ版のように見えますが、水中にある時は
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真っ赤な色調に・・・
レッドのシルクが吸水するとエンジ、オレンジのシルクだとブラウンと色が黒ずむ経験から、ワックスの効いたレッドのスレッドを下地にオレンジのシルクフロスで覆ったら・・・と考えて試してみた結果です。
ルアーでも毛鉤でも「赤は魚に効く」とよく耳にします、それが正しいのかどうかは分かりませんが(笑)、私にとっては以前から結果を出してくれるフライの一つです。
この時期だからウエノヒラタのメスに見えるのかも知れませんね(微笑)
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by UncleTaku | 2009-06-13 14:01 | Fly Tying | Comments(2)

その雨の中天川へ(行くバカ一人)・・・
雨は降れども川は
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ドカ雨でも降らん限り直ぐに水位が上がる事は無いのですが、これではほぼ渇水。
画像のホワイトライン辺りが平水時の川岸、20~30cmは水位が低いでしょうか、川幅が半分です。
魚の脅えようも尋常ではなく、追加放流の尾鰭の黒いアマゴ達もプールの中層で塊になり口を使う様子もありません。
チャンスがあるとすれば、流速のある流れの中(水中)。
範囲が狭く短くなった早瀬(荒瀬と言える箇所は皆無)を探り歩いて、やっと
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体長30cmの鰭ピンニジマス、ネイティブ(再生産)と言ってもいいのでは無いでしょうか。
尺近い放流アマゴ(近年多いですが)を釣るより、姿も釣味も良いこちらを相手にする方がどれだけ気分が良いか。
丸い幼顔をしていますから倍ぐらいに育つのでないでしょうか、放流せずに繁殖で増えるのであればいっそニジマスの川になっても・・・冗談ですよ(笑)
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by UncleTaku | 2009-06-11 17:02 | Fly Fishing | Comments(0)

黒っぽいフライ

夏シーズンが近付くにつれ渓流で見かける昆虫は黒っぽいモノが多くなってきます。
蟻もそうですがヂバチや甲虫と言ったテレストリアルだけでは無く、水生昆虫も。
で、黒っぽい
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ウェットフライ
遅い流れや表層用にソラックス部からカラー部にかけてハックリングしました
早い流れ用には
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カラーのみをハックリング
と言っても流れる層に極端な差が出るわけではありません僅かです、しかしその僅かな差で魚に無視された経験があるので2タイプ用意する事が・・・
個人的に、鱒族は目線より下側の物に対する反応が鈍いように感じています
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by UncleTaku | 2009-06-08 19:09 | Fly Tying | Comments(0)

シンセティックフライ

シンセティック素材を一部に使ったフライはタイイングしてましたが、全てがと言うのは今回が初めて
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円柱形のフォーム材とシリコンチューブそしてA.D.W.
マテリアルは少ないのですが手順に因っては形良くなりません、色々試してこの形に
命名「フォームアント(Foam ant)」
蟻か?・・・虫か?・・・ウ~ム・・・・・??
下から見ると
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結構虫っぽい、カナ? (汗)
浮力は充分だろうし・・・次回も水位が回復していなければ試して見ますか(笑)
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by UncleTaku | 2009-06-06 13:56 | Fly Tying | Comments(0)

06/03それに気付いたのは水越トンネル・・・県境を越えた辺りでした。
『防水では無いけど魚は携帯のカメラで・・・万が一が怖いな~・・・こんな時に限って結構・・・ヘヘッ』
などと想像を巡らしながら一路天川へ・・・
結論を先に申し上げておきます
『そんなに携帯の水没が心配なら』と神が・・・川で携帯を使わずに済ませてくれました(泣)

先週末3連続で雨降りの天気だったにも関わらず、天川は
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水位回復していません、むしろ下がってるかも?
画像は以前「こんな岸寄りの流れにも魚は居ます」と、岸寄りの流れでも魚が釣れる事を証明した流れですが。
水こそ無くなってはいませんが流れは緩くなり、岸から1mくらい、魚の姿もありません。  「浅~!」
05/31日曜日から鮎の友釣りが解禁になり、昼間は水の少なくなった川の中を鮎釣師が散歩していました(笑)
あれでは鮎が掛かるはずは無いでしょう、もし掛かるのであれば鮎釣は食べる事だけが楽しみになってしまいますからね。
夕方出会った知り合いの鮎釣師も「あんなに大勢で川の中歩き回ったら釣れんわな~」と嘆いていました。
何でも他の河川は(範囲は分かりませんが)鵜の害で鮎が少ないからと、鵜の被害の少ない標高の高い天川へ集まって来ているとか。
『基本的に水温が低いですから期待する程釣れませんよ、天川の鮎は』

さ~っ、 今から雨乞いでもしますか!

PS: 最近不快なコメント(下系、出逢い系)を送られる事が増えましたので、ご閲覧の皆様に不快な思いをさせてはならないとコメントは承認制にさせていただきました、悪しからず。
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by UncleTaku | 2009-06-04 16:42 | Fly Fishing | Comments(5)

フライフィッシング・ランニング・自然・日常、おじさんの好奇心と色眼鏡ブログ