私的フロータント考Ⅱ

前回各種フロータントの性質や用途を簡単に紹介しましたが、今回は私的な使い分けを紹介します。
但しあくまで私的な使い分けであって、決してこう使うべきだと言うものではありません、参考程度と言うことで悪しからず。

先ず、スタンダードパターンやエルクヘアカディス等の水面に全体が浮かぶタイプの場合
フライを速乾性(揮発性溶剤を多く含む)のディップ(リキッド)タイプのフロータントに漬けて全体をコーティングします、エルクヘアカディスやウルフパターン等のようにヘアーマテリアルを用いたフライは、リキッド乾燥後ヘアマテリアルに指で薄く拡げたペースト(ジェル)タイプのフロータントを薄くコーティングする。

ハーフシンク(半沈み)タイプのフライの場合
パラシュートハックルやインジケーター若しくはCDC等水面上に浮かせたい部分のみに、ペースト(ジェル)タイプまたは粘度の高い(揮発性溶剤の率が少ない)リキッドタイプのフロータントを指に取り、薄く指先に拡げてコーティングする(CDCにはCDC対応品使用の事)。

リーダー&ティペット及びフライラインの場合
ティペットのフライ結節部から1ft(約30cm)ほど離れた位置からフライライン先端部1ftくらいを、ペースト(ジェル)タイプのフロータントで薄くコーティングする(ティペット先端部をコーティングしないのはティペットのライトパターン発生を少なくする為)。

「じゃ~パウダータイプのフロータントは?」と言うことになりますが
個人的にパウダータイプのフロータント(乾燥剤混合)でいきなりフライをコーティングして使い始める事はほぼありません、理由はパウダーは剥離が早く持続性が良くないと感じているからです。
ではパウダータイプはどのように使うのかと言いますと、フロータントで処理したフライ使用中の乾燥及び浮力回復用として使います。
特にイヴニング時はフライの交換も手間ですし(特に老眼には)ライズがあればフライが利用できなくならない限り時間が勿体無いので、結んだフライを乾かし浮力を可能な限り回復させて使用し続けます。
全体を浮かせるパターン(個人的にイヴニング時はこちらを使う場合が多いですが)は容器にティペットを結んだまま入れてシャカシャカ、ハーフシンクパターンの場合はパウダーを指に付け浮かせたい部分が乾燥するまで塗布を繰り返すして浮力回復を図ります。

と、こんな感じでドライフライの釣をしています、「エ~ッ、そんなにフロータントを持っていくの?」人にもよるでしょうが我がベストやパックの極小ポケット2つはフロータントにいつも占領されています(笑)
何度も申し上げますが必ずそうしなければならないのではありませんこれはほんの一例です、其々自分に合ったやり方でフロータントを選ばれると良いと思います。
新たなタイプのフロータントが出現すれば、それにより使用方法がまた変化するでしょうし・・・
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by UncleTaku | 2009-09-16 16:25 | Fly Fishing | Comments(0)

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